2025/08/25 17:51

龍アクセサリー専門の想シングです。


さっそくですが、今回は『白龍』について想った事があるので語ります…。




龍って青龍や赤龍などカラフルに存在しますね。そんな中でも真っ白な白龍は言い伝えによると「天帝」に仕える龍と言われています。


ところでこの天帝という存在…。名前を聞いてもピンと来ないといいますか、誰なんだろうと想われるでしょう。

(私も最初はいまいち分からなくて、神様的な感じかな~という風でした)

天帝は中国における最高神だそうです。


実はこの天帝、あの「七夕伝説」で有名な「織姫」の父であるらしく、彼女とは親子であるとされています。


織姫は機織りの仕事をしており、彦星は牛飼いでした。二人は結婚するとたちまちお互いの事に夢中になってしまい、仕事を疎かにしてしまいました。


これに怒った天帝は二人の間に天の川を敷いて会えなくしたのですが、織姫があまりにも泣き悲しむため7月7日のみ会うことが許されました。こうして二人は七夕の時を待ちつつ、自分の仕事に戻るようになった…というロマンスは有名でしょう。


この七夕のお話に白龍は現れておらず、また関わったというお話もありません。


けれど想いました。織姫と彦星が一度離れ離れになってしまうも再び会えるなったきっかけをもたらしたのは実は、白龍の力によるものかもしれません。


龍はそもそも「水の力を司る水神」とされています。昔は干ばつが発生すると龍に対して雨乞いが行われていました。水ゆえに瀧や川を龍と呼び表現したりすることもあります。


そのため、二人の間に敷かれた天の川は白龍だったりして…。


元の状態に戻ることやリセットすることを「白紙に戻す」といいますが、白を纏う白龍もそんな力があるのか。二人の間に入って縁を切って関係を白紙に戻したけれど、離れ離れにならないよう再度縁を結んだのかもしれませんね。


ちなみに織姫が織って作られた衣服の出来映えは見事なもので、彼女が織った服は神々が着ていました。


けれど彼女が織らなくなってしまったため神々は服を変えることが出来ず、服はボロボロに。彦星も牛の世話をしなくなっていたため牛達はどんどん病気になっていました。


物事が悪い方にどんどん進んでいて、極限の状態まで来ていたのではないでしょうか?


もしかすると白龍は「これ以上度が過ぎては行けない」という極限の時に力を発揮するのかもしれませんね。


そういえば、七夕の日って時期的にはまだ梅雨だったりします。なので天の川が見えにくかったり、まだ七夕の夜空の雰囲気じゃない…という経験はないでしょうか?


こうなってしまう原因は「旧暦」と「新暦」にあります。旧暦で7月7日にあたる日を新暦の方に当てはめているためスッキリしないズレが生じてます。


そのため年ごとに日にちは異なりますが2025年は8月29日が旧暦における七夕の日になります。


新暦と旧暦から見て7月と8月は白龍が活躍していそうです。



…と、また白龍のことで気づいた事がありました。デリケートな話かつ安易に語れるような事ではないのですが…、


【第二次世界大戦の終戦について】


旧暦で7月7日にあたる日はだいたい8月になりますが、8月というと終戦を迎えた月でもあるため、日本人にとって命と平和について振り返る月ですね。


白龍と七夕の事を考えていたら「そういえば終戦の年(1945年)で旧暦7月7日にあたる日はいつだろう…?」とふと想い…。


調べてみたのですが、1945年の旧7月7日にあたる日は『8月14日』でした。


終戦記念日の前日の8月14日…、この日は【日本がポツダム宣言を受託した日】です。


日本が降伏すると決断された日が旧七夕の日と重なっていました。


あまりにもたくさんの人々が犠牲になる最中、原子爆弾が2つも落とされた日本は「これ以上度が過ぎて事態が悪化してはならない」という極限の状態であった事は誰もが想うでしょう。


これ以上犠牲を出さないために「白旗を上げる(降参する)」よう白龍が裏で働きかけていたのかもしれません…。


前述したようにデリケートなお話ですので、このような事を軽々しく語るのは憚られます…(実際この話をブログに書いていいのか結構迷いました)


ですので、お気を悪くされましたら失礼しました。



龍アクセサリー専門 想シング より