1/17

宮龍*【楝】ドラゴン&ローズクォーツ 龍の組紐ブレスレット

¥9,800 税込

残り1点

この商品は送料無料です。

・安全なお取引のために必ずご注文前に、ショップ内に設けております『取引ガイド』の確認をよろしくお願いいたします。

・お問い合わせをされる際は、その前にショップ内に設けております【お問い合わせ前にご確認下さい】のページの確認をよろしくお願いいたします。
(確認前にお問い合わせをされた方もご一読下さいませ )

ー ー ー

日本の伝統色『楝(おうち)』色を纏った龍のブレスレットです。


皆さんは『龍』と聞くと、どのような印象を想い浮かべますか?縁起物、和柄、入れ墨のデザイン、中国っぽい、漫画やファンタジー世界のキャラクターなど、龍に対する印象は人それぞれ異なるでしょう。またよく見てみると体の「色」も様々です。青龍、赤龍、金龍、白龍、黒龍…など、色々という言葉通りカラフルに存在していることが伺えます。

龍が色を身に纏っているのは何かしら意味があるようです。例えば黒龍の場合その真っ暗闇のような黒色ゆえか、黒龍は光が苦手で陽の光の届かない海底に身を潜ませており、月の光さえ指すことのない新月の夜のみ海上に姿を現すと言われています。

対して反対色である白は神聖さを想い起こすためか、白龍は天上界に住まう天帝という至高神に仕える聖なる龍と伝えられています。龍にまつわる話を見てみるとどうやら龍にはそれぞれ異なる性格があるようで、その性格も身に纏っている色がもたらすイメージが反映されているようです。

龍が纏っている色ですが、色には心身に及ぼす力があると言われています。燃えるような赤色の服を着ると体温が上昇して精神的にも活気が上がるというデータがあり、静寂な青色は肉体の緊張を解いてリラックスさせる効果があることがわかっています。龍にとって身に纏う色というのは、人間に置き換えれば衣服のようなものなのでしょうか。龍の体の色はその龍の性格や心の状態を表しているのかもしれませんね。


そんな色とりどりな龍たちですがそもそも龍とは一体何なのか。疑問に想ったので調べてみたのですが、龍は神社では『龍神』として祀られていることもあれば仏教では『龍王』といって、仏法を守る守護神として存在しています。運気の向上を計る風水では大地に流れる『気』を龍と呼んでおり、中国では龍は『皇帝の象徴』で歴代の皇帝たちは龍と例えられていました。他に干支でも龍は『辰年』として姿を見せています。

こうして見てみると、龍は様々な場所で姿を見せてはそれぞれ異なる役割を持っているため、龍が何たる存在なのか謎は深まるばかりです。

けれど龍について調べていて個人的に想ったのですが、『龍とは「水」である』と言うことができるのかもしれません。龍はそもそも『水の力を司る水神』とされていて、いにしえの時代では干ばつが発生すると水の力をもつ龍に対して雨乞いが行われていたそうです。うねる川や瀧を龍と表現したり、龍にまつわる伝説がある場所はほとんど川や池など水があるところが多いようです。

龍が龍神、仏法の守護者としての龍王、風水では気、皇帝の象徴、干支において辰年など様々な場所で龍の姿を見ることが出来るのは、水が注がれるコップという器の形によって形状を変えることと似ているからなのかもしれません。そして龍が水ゆえに、「龍とはこういう存在だ」という考え方も人それぞれ異なるでしょう。人それぞれ異なる心という器の形によって、龍に対する見解も変化する…ということです。はたして皆さんの心にしてその器はどのような形をなして龍という水を受け止めているでしょうか。

現在では龍に対して雨水を求めて雨乞いを行うことは無くなりましたが、よく考えてみれば人は何かしら叶えたい目標や願望があれば龍神へ祀られている神社へ参拝して願をかけたり、運気を良くしようと風水を試して龍という気を家屋の中に招き入れようともしています。

時代が変わっても人が龍を見つめることは変わらないようです。雨が降って欲しいという形なき願いが雨という形となってこの世に現れたように、胸の内に秘めていた未だ形を伴うことのない願いが、雨が降るかのごとく眼の前に現れて現実のものとなって欲しいと…。

龍に願いを託すことは現代における雨乞いであるのかもしれません。

【龍と暦】
様々な場面にて姿を現す龍ですが、龍は私達の日々の生活を動かす「暦」の中でも息づいているようです。

伝承によると龍は「3月21日頃の春分の日になると天に昇り、9月22日頃の秋分の日になると地上に降り立ち身を淵に隠す」と言われています。なぜこの日に昇り降りするのか考えてみたのですが、これはもしかすると「農作物の成長サイクル」が関係しているのかもしれません。3月の春分から9月の秋分の間は農作物が成長して収穫できる時期であり、日本人と長く付き合ってきた食物のお米もおよそこの期間内に出来上がります。

またもう一つ考えられそうなのが「蛇の活動サイクル」です。これもまた伝承によると、「蛇が何百年もの年月を経ることで龍になる」という話があります。そのため龍の原型とも言えそうである蛇ですが種類によっては10月頃になると冬眠するために土の中に入り、3月の春頃になると地上に姿を現して活動を行うのだそうです。蛇の冬眠のサイクルと春分と秋分の日が近いため、もしかすると龍が昇り降りする理由の一つに、蛇の行動時期も反映されていることもありそうです。

そして暦を一年と全体的に見てみたら、龍は春分と秋分の日のみならずより深く暦の中に姿を現していることがわかりました。

3月3日、女の子の健やかな成長を願い、将来幸せな結婚を送ることを想って雛人形が飾られる「桃の節句」。この行事はそもそも「古い皮を脱ぎ捨てて新しく生まれ変わる蛇の脱皮にちなんだ健康祈願の行事」であったらしく、旧暦で最初の巳(み、へび)の日に行われていたそうです。

桃の節句を過ぎ、春分の日に龍が天に昇ると今度は5月5日の「端午の節句」。この日は男の子の成長と立身出世を願う行事ですが、この端午の節句も元は菖蒲の花を用いた健康祈願の行事でした。時代が下るにつれて菖蒲(しょうぶ)が武道を重んじる「尚武」という言葉に繋がって、次第に男の子の行事へと変わっていきました。

この時期が近くなると鯉のぼりが掲げられるようになりますが、これは中国にある言い伝え…「黄河の中にある、龍門という流れの激しい場所を登り切ることが出来た鯉は龍になる」という伝説が由来となっています。蛇が龍になる話があれば、鯉が龍になることもあるようです。

5月5日の険しい龍門と暑い夏を通り過ぎ、9月の秋分の日に龍が地上に帰還すると今度は冬目前となる「11月」。この月は和名では霜月と呼ばれるのが一般的ですが呼称は他にもいくつかあり、中でも11月には『竜潜月』という呼び名があります。この竜潜という言葉は龍を優れた人や英雄と例えており、その龍のような優れた人が潜んでいる状態…すなわち「龍のような優れた人や英雄が未だ世の中に姿を現すこと無く、潜むかのように過ごしている」という意味です。龍は9月に降りて淵に隠れるので、流れでいって11月は龍が潜む月と言われるのは納得がいくでしょう。

3月の春に蛇が冬眠から目覚め、春分の日になると龍となって天に飛翔し、5月には鯉が自分も龍になりたいと龍門へ果敢に挑み、9月の秋分の日に地上に戻ってくると11月は再び飛び立つ春の時を待つように深い眠りにつく。そして春が訪れると蛇が古い皮を脱ぎ捨てて龍へと変貌を遂げ、大空へと旅立つ…。

一年の流れを見ていたらそれはまるで一匹の蛇が春に誕生し龍へと進化して天に昇り、秋になって地上へ帰ってくると淵に潜り眠るというある種の死を経験したのち、また蛇となって再び春に蘇る…という死と再生を脱皮のごとく繰り返しているように見えました。

種を蒔く時や農作物の成長と収穫の時期は移ろいゆく季節と時間によって動かされるため、農耕と暦は密接に関わり合っています。龍が春分と秋分に昇り降りする理由に蛇や農作物のサイクルが関わっているのか、その真相は謎ですが、食物の成長に必要な太陽の光を同じく水も必要不可欠であるため、水の力を司る龍が暦の中にも姿を見せるようになったのかもしれませんね。…というよりも、龍が暦の中で息づき活躍しているから地上に雨を豊作がもたらされているような気もします。どうやら龍は『大自然の一部』でもあるようです。


その龍を、日本の伝統工芸の一つ「組紐」を用いて作成。ブレスレットにしてみました。組紐の先端に龍の頭の形をした金具を付けていて全体が龍になるデザインです。一本の紐状になっており、手首に2重に巻きつけてご使用いただく2連タイプのブレスレットとなっております。龍はそのいかつい見た目ゆえ、アクセサリーだと身につけづらいこともあるのではないでしょうか?龍の体の色を「楝(おうち)」色というパステルカラーの紫色にして、女性でも身に着けやすいようにしました。

龍が纏っている紫色ですがその昔、染めるための染料となる植物の育成が難しく手間もかかったことから次第に紫は「高貴」を意味する色となりました。紫色は日本文化の中によく見られる色で「雅」を象徴する色です。この雅(みやび)という言葉ですがこの言葉の語源は「宮」から来ています。なので龍の名前を宮龍と名付けてみました。胴体部分となっている組紐ですが胴の部分は金剛組という組み方で尾は離宮組という、名に宮がついた組み方を採用しています。

宮龍には天然石の「ローズクォーツ」を咥えさせてみました。

【ローズクォーツ】…8ミリ
石言葉…「女性の美と健康」「慈愛」

〈秘められたパワー〉
美容と恋愛運の向上
PMS(月経前症候群)の緩和
失恋の痛みを和らげ、恋愛に前向きになる
女性らしさに対する嫌悪感や抵抗感を取り除く


パステルカラーの淡いピンク色が可愛らしい天然石。女性らしさ漂う石であり、また女性に人気の石でもあります。この石は愛と美を司る金星の女神「アフロディーテ」に捧げられ、彼女を象徴する花の薔薇に由来してローズクォーツと名付けられたそうです。

天然石には何かしら力があると伝えられていますが、その力の由来を紐解いてみると龍の性格が自身の体の色から来ているように天然石も纏う色がもたらす色彩効果や連想するものが関係している様子が伺えます。そのためローズクォーツの力の源泉もこのピンク色にあるようです。

ローズクォーツは美容や恋愛にまつわる力がよく噂されますが、これはピンク色がもつ女性ホルモンへの影響が関係しているのでしょう。ピンク色は女性らしい体つきや妊娠しやすい体にしたり、髪や肌ツヤを良くする女性ホルモンの分泌を促進させると言われています。

女性の生理現象の「月経」には「月」の字が入っているのですが、月経周期と月の満ち欠けのサイクルはほとんど同じという不思議な繋がりがあり、女性と月は密接な関わりがあります。女性ホルモンと関係するローズクォーツは月の引力で満ち引きする潮のように変動する、月経時や月経前症候群(PMS)の時に起こりやすい感情の満ち引きを穏やかにさせるかもしれません。上弦の月のように満ちていき、満月のように満ち足りては、下弦の月のように欠けていくというサイクルを繰り返す女性の心身を労るようです。

蛇が脱皮するかのごとく新陳代謝を促すローズクォーツは美容の面のみならず、過去の恋愛で経験した心の痛みや失恋の痛みなど、老廃物のように溜まった気持ちを代謝させるでしょう。蛇が脱皮して龍になるように、古い皮という過去の自分を脱ぎ捨てさせるローズクォーツの神秘的な力によって新しい女性、美しい女性へと変貌を遂げられそうです。優しいピンク色をもち、いかつさと厳しさを感じさせないローズクォーツはそのピンク色で持ち主を優しく包み、慈しんでいくでしょう。

▷サイズ…咥えているローズクォーツからカニカンまで含めておよそ40センチ+アジャスターで約5センチ延長可能

▷ご注文前に必ずサイズとお取引ガイド https://soushingu333.handcrafted.jp/items/26216360 の確認をよろしくお願いいたします。

▷素材…
組紐:レーヨン
龍頭:着色後、コーティングとしてレジンを使用(気を付けてレジンを塗装していますが、顔の表面に気泡が見られる場合がございます)

▷写真の撮り方に気を付けていますが、お使いの機種や端末・PCによっては色味に若干の差が出る場合がございます。

▷ハンドメイドです。龍頭や目の部分はボンドでしっかりと固定しておりますが、強く引っ張ったり爪や鋭利なもので引っ掛けてしまうと取れてしまう可能性がありますのでご注意ください。また組紐の部分も鋭利なものが引っかかると糸がほつれたり永くご愛用いただくにつれて経年劣化する場合がございます。

▷龍頭部分にレジンを使用しております。経年劣化したり、強く擦ると塗装が取れてしまう場合がございますのでご注意下さいませ。またレジンでお肌が被れやすい方や金属アレルギーをお持ちの方が身に付ける際は自己判断でお願いいたします。

▷天然石にまつわるパワーをご紹介しておりますが、あくまで楽しむ程度でお持ち下さいませ。

▷返品・交換とサイズ変更不可となります。


龍 龍神 竜 竜神 龍王 竜王 ドラゴン 龍アクセサリー 竜アクセサリー 龍アクセサリーレディース 龍モチーフ 竜モチーフ ドラゴンモチーフ 天然石 天然石ブレスレット ドラゴンブレスレット 龍ブレスレット 組紐 組紐ブレスレット パステルカラー ファッション 和 和風 和風アクセサリー 襲の色目 ロマンス 恋 愛 恋愛 カリス 三美神 宗像三女神 三相女神 運命の女神 モイラ トリプルムーン たおやか たおやめ 雅 大和撫子 神鴉 鴉 姫 女人禁制 ミソジニー 巫女 斎女 魔女 ウィッカ 有角神 ペイガン 月経 月桂樹 月 七五三 筥迫 さくら紙

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (10)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥9,800 税込

送料無料

最近チェックした商品
    その他の商品