1/11

組紐ブレスレット【黒金龍&ルチルクォーツ】02

¥5,800 税込

残り1点

この商品は送料無料です。

・安全なお取引のために必ずご注文前に、ショップ内に設けております『取引ガイド』の確認をよろしくお願いいたします。

・お問い合わせをされる際は、その前にショップ内に設けております【お問い合わせ前にご確認下さい】のページの確認をよろしくお願いいたします。
(確認前にお問い合わせをされた方もご一読下さいませ )

*ー*ー*

龍のようにうねる、「組紐」のブレスレットです。


皆さんは「龍」と聞くと、どのような印象を想い浮かべますか?縁起物や和柄、入れ墨のデザイン、漫画やゲームのキャラクターなど想い浮かべる印象は人それぞれ異なるでしょう。また龍はよく見てみると「色」も様々です。青龍、赤龍、金龍、白龍、黒龍など、色々という言葉通りカラフルに存在していることが分かります。

龍が色を身に纏っているのは何かしら意味があるようです。例えば黒龍の場合、その暗闇のような黒色が示すのか、黒龍は光が苦手で普段は太陽の光さえ届くことのない暗い海底に身を潜ませており、月の光さえ指すことのない新月の夜になると海上に姿を現すのだそうです。

対して反対色である白色は神聖さを想い起こすことからか、この色を纏う白龍は天帝という至高神に仕える聖なる龍と伝えられています。龍にまつわる話を聞いてみるとどうやら龍にはそれぞれ性格や特徴があるようで、それも自身が身に纏う色がもつイメージが反映されているようです。

そんな色とりどりな龍たちですが、「そもそも龍とは一体何なのか」。疑問に想ったので調べてみたのですが、龍は神社では「龍神」として祀られていることもあれば仏教では仏法を守護する「龍王」として存在しています。運気の向上を計る風水では大地に流れる「気」を龍と呼んでおり、中国ではかつて「皇帝の象徴」であり、歴代の皇帝達は龍と例えられていました。さらには干支でも龍は「辰年」として姿を見せています。

こうして見てみると龍は様々な場所に現れては異なる姿を見せていることがわかります。ですがそれゆえに龍が何たる存在なのか謎は深まるばかりです。

けれど龍について調べていて想ったのですが、「龍とは水である」と言うことができるのかもしれません。そもそも龍は『水の力を司る水神』であり、いにしえの時代では干ばつが発生すると龍に対して雨乞いを行って雨水を求めていたそうです。水との繋がりからうねる川や轟轟と流れ落ちる瀧を龍と表現することもあります。龍が龍神、龍王、気、皇帝の象徴、辰年など様々な姿を見ることができるのは、水が注がれるコップという器の形に沿って形状を変えて留まることと似ているからなのかもしれませんね。その場所という器の形で、龍の姿も異なってくるのでしょう。

そして龍が水ゆえに「龍とはこういう存在だ」という考え方も人それぞれ異なってくると想います。龍に対する見解が水のようになって、人それぞれ異なる心という器の形に沿って形状を変化させると考えられるからです。はたして皆さんの心にしてその器はどのような形を成して龍という水を受け止めているのでしょうか。

【龍と暦】
様々な場所で姿を見せる龍は私達の生活を動かす「暦」の中でも息づいているようです。

伝承によると「龍は3月21日頃の春分の日になると天に飛翔し、9月22日頃の秋分の日になると地上に降り立ち、淵に身を隠す」とされています。なぜこの日に龍は昇り降りするのか考えてみたのですが、これはもしかすると「農作物の成長サイクル」が関係しているのかもしれません。3月の春分から秋分あたりまでの間は農作物の種を蒔いて成長させ、実りを刈り取ることが出来る期間と重なっています。日本人と長年関わってきたお米もおよそこの期間に実って収穫することができます。

またもう一つ考えられそうなのが「蛇の活動サイクル」です。これもまた伝承によれば、「龍は蛇が何百年もの年を経ることで龍になる」と言われています。そのため龍の原型とも言えそうである蛇ですが、種類によっては蛇は10月頃になると冬眠するために土の中に潜り、3月の春頃になると地上に姿を現して活動を始めるのだそうです。蛇が冬眠したり活動を開始する時期が春分と秋分の日に近いことを考えてみれば、龍が昇り降りする理由の一つに蛇の活動サイクルも関係していそうです。

そして暦を一年と全体的に見てみたら、龍は春分と秋分の日のみならずより深く暦の中に息づいていることが分かりました。

3月3日、女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」。この行事はそもそも「古い皮を脱ぎ捨てて新しく生まれ変わる蛇の脱皮にちなんだ健康祈願の行事」であったらしく、旧暦で巳(み、へび)の日に行われていたそうです。

桃の節句が過ぎて春分の日に龍が天に昇ると今度は5月5日の「端午の節句」。この日は男の子の成長と立身出世を願う行事ですが、この端午の節句も元は菖蒲の花を用いた健康祈願の行事でした。時代が下るにつれて「菖蒲(しょうぶ)」が武道を重んじる「尚武(しょうぶ)」という言葉と繋がって、次第に男の子の行事へと変わっていったそうです。

この時期が近づくと鯉のぼりが掲げられるようになりますが、これは中国の故事…「黄河の中にある、龍門と呼ばれる流れの激しい場所を登り切ることが出来た鯉は龍になる」という言い伝えが由来となっています。この故事にちなんで鯉のぼりが掲げられるようになりました。蛇が龍になることがあれば、鯉が龍になることもあるようですね。

5月5日の険しい龍門と暑い夏を通り過ぎ、9月の秋分の日に龍が地上へ帰還すると今度は冬目前となる「11月」。この月は和名では霜月と呼ばれるのが一般的ですが、実は呼称は他にもいくつか存在しており、中でも11月には「竜潜月」という呼び名もあります。

この呼び名ですが、ここでは龍を「優れた人や英雄」と例えており、龍潜とは「龍のような英雄や優れた人が未だ世の中に現れて活躍することなく潜むかのように過ごしている」という意味を持っています。龍が9月の秋分の日に地上に降りてくるため、月日の流れでいって11月は龍が潜む月と言われるのは納得がいくのではないでしょうか。

3月の春に蛇が冬眠から目覚め、脱皮して龍に生まれ変わると春分の日に天に飛び立ち、5月には鯉が自分も龍になりたいと果敢に龍門に挑み、9月の秋分の日に降り立つと、11月は再び飛び立つ春の時を待つように深い眠りにつく…。

一年間における龍の動きを見ていたらそれはまるで春に一匹の蛇が誕生すると龍に進化して天に昇り、秋に地上へ帰還すると淵に潜り眠るというある種の死を迎え、春になると蛇となって再び蘇るという、死と再生を脱皮のごとく繰り返しているように見えました。

農作物の成長と収穫の時期は移ろいゆく季節と時によって動かされるため、農耕と暦は密接に関わり合っています。太陽の光と同じく水も農作物の成長に必要不可欠であるため、水の力をもつ龍も暦の中に姿を現すようになったのかもしれません。どうやら龍は「大自然の一部」でもあるようです。

さらにいえば、もしかすると龍は大自然の一部どころか「この世界そのもの」であるのかもしれません。時と季節が移ろい繰り返されるのはこの世界が龍で出来ていて、その龍が脱皮を繰り返しているから季節の循環が行われているのでしょうか。私達は巨大な龍の中で生きているのかもしれませんね。


龍と、日本の伝統工芸の一つである『組紐』に触れていく中で想ったことがあります。

人は川や瀧など、水のように『流れるもの、流れ行くもの』を龍と表現してきました。そうなれば水や川のように流れてうねる組紐も龍と呼んで表現することができるのではないでしょうか?まさに『龍』は『流』です。龍の本質は『水にして流れ』ということかもしれません。ツノやヒゲが生えた顔がなくても、鋭い爪がなくても、そこに『流れや流れる姿』があれば龍と呼べるような気がします。龍が暦の中に姿を現すのも、暦にして時というものが流れていくものだからではないでしょうか。

伝統ものという、師から弟子へと継承されるものというのは『流派』が存在しています。水を注ぐように師から弟子へ技術が伝授され、受け継がれていくことによって流派という流れが形成されていく…。龍と伝統ものは何かしら繋がりがありそうです。組紐に限らず伝統もの全てに龍の存在を見出すことが出来そうな気がします。

かくいう私は門を叩いたことがない素人なのですが、組紐を組んでいく中、龍のような流れを起こしている伝統という名の大河を遠目で見ていてそう想いました。【伝統に触れて親しむことは、龍と交流すること】でもあるかもしれませんね。

*組紐ブレスレット【黒金龍】…
日本の伝統工芸の一つである組紐の技術を用いてブレスレットを作成してみました。一本の紐状になっており、手首に2重に巻き付けてご使用頂く2連タイプのブレスレットです。組紐には様々な組み方があります。この組紐は「鎖つなぎ組」という組み方で組んでいます。黒と金色の配色でゴージャス感を出してみました。黒色がお好きな方におすすめです。

また組紐には天然石の「ルチルクォーツ」を組み合わせてみました。

【ルチルクォーツ】…8ミリ
石言葉…強運、革新、信念

キーワード…豊かさを夢見る

水のような石の水晶の中に、ルチルと呼ばれる金の針が入っている様子が特徴的な石。水晶に包まれるこの金色の内容物は、ローマ神話に登場する愛と美と豊穣を司る女神ヴィーナスの髪と呼ばれています。

ヴィーナスと同一視されたギリシャ神話のアフロディーテは水の中に落ちた泡から誕生したと伝えられています。ルチルがヴィーナス(アフロディーテ)の髪と聞いて想ったのですが、水の中で揺蕩うアフロディーテの髪を連想させるルチルクォーツは、アフロディーテが水の中で誕生する瞬間を捉えたような石であるような感じがしました。またこの輝くルチルを見ていると黄金色に輝く稲穂を想い出します。

ルチルクォーツという石は豊かさをもたらすと信じられています。それゆえ、豊かさを夢見てルチルクォーツを手にする人は多いようです。このルチルクォーツはまるで水の中で眠り、豊かさを夢見るアフロディーテです。植えられた稲の苗も黄金色に輝く自分の姿を夢見て育っていきます。成長したその先に黄金色に美しく輝く自分があると信じて成長しているのでしょう。

水の中で夢見るアフロディーテのように、このルチルと共に暦という龍(水)の中で日々豊かさに想いを張り巡らせてみてはいかがでしょうか。

▷サイズ…カニカンからルチルクォーツまで含めておよそ40センチ+アジャスターで約4センチ延長可能

・組紐の太さ…細め

・組紐の素材…レーヨン、ポリエステル
※組紐は糸の性質上、使用していくにつれて伸びていく場合があるため、出来るだけ伸びるのを防ぐために固く組んでいます。固く組んでいるため着用しにくい場合がございますがご理解頂けますと幸いです。

▷ご注文前に必ずサイズとお取引ガイド https://soushingu333.handcrafted.jp/items/26216360 の確認をよろしくお願いいたします。

▷写真の撮り方に気を付けていますが、お使いの機種や端末・PCによっては色味に若干の差が出る場合がございます。

▷キャップの部分はボンドでしっかりと固定しておりますが、強く引っ張ると取れてしまう可能性がありますのでご注意ください。また使用した糸の性質上、組紐が少々伸びる場合がございます。

▷組紐は永くご愛用いただくにつれて経年劣化したり色落ちが見られる場合がございます。

▷金具はご用意できる限りサージカルステンレスのものを使用していますが、一部の金具は非サージカルステンレスのものを使用しています。そのためお肌が弱い方はご使用をお控え頂くか、自己責任でよろしくお願いいたします。またサージカルステンレスは必ずしも変色や錆びが発生しないわけではございません。永年ご愛用するにつれて変色や錆びが発生する場合がございます。ご了承くださいませ。

▷返品・交換とサイズ変更不可となります。

▷龍や天然石にまつわる力をご紹介しておりますが、身につけて楽しむ程度でお持ち下さい。

▷ルチルクォーツは石によってそれぞれ内容物の量や質が異なります。ルチルの向きが一定でない、または散在しているようなものもございますが、こちらの判断で使用してもよいと想ったものを扱っています。恐れ入りますがご理解のほど、よろしくお願いいたします。

#龍 龍神 竜 竜神 ドラゴン 龍アクセサリー ドラゴンアクセサリー 組紐 組紐ブレスレット 組紐アクセサリー 組紐お守り 和風アクセサリー 金星 イシュタル イナンナ 弁財天 宵の明星 蛇 爬虫類 龍ブレスレット ドラゴンブレスレット 黒龍 黒龍ブレスレット 黒金カラー ファッション ゴージャス 一粒万倍日 巳の日 己巳

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (10)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥5,800 税込

送料無料

最近チェックした商品
    その他の商品