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組紐ブレスレット【白金龍&シトリン】03

¥3,980 税込

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龍のようにうねる、「組紐」のブレスレットです。


皆さんは「龍」と聞くと、どのような印象を想い浮かべますか?縁起物や和柄、入れ墨のデザイン、漫画やゲームのキャラクターなど想い浮かべる印象は人それぞれ異なるでしょう。また龍はよく見てみると「色」も様々です。青龍、赤龍、金龍、白龍、黒龍など、色々という言葉通りカラフルに存在していることが分かります。

龍が色を身に纏っているのは何かしら意味があるようです。例えば黒龍の場合、その暗闇のような黒色が示すのか、黒龍は光が苦手で普段は太陽の光さえ届くことのない暗い海底に身を潜ませており、月の光さえ指すことのない新月の夜になると海上に姿を現すのだそうです。

対して反対色である白色は神聖さを想い起こすことからか、この色を纏う白龍は天帝という至高神に仕える聖なる龍と伝えられています。龍にまつわる話を聞いてみるとどうやら龍にはそれぞれ性格や特徴があるようで、それも自身が身に纏う色がもつイメージが反映されているようです。

そんな色とりどりな龍たちですが、「そもそも龍とは一体何なのか」。疑問に想ったので調べてみたのですが龍は神社では「龍神」として祀られていることもあれば、仏教では仏法を守護する「龍王」として存在しています。運気の向上を計る風水では大地に流れる「気」を龍と呼んでおり、中国ではかつて「皇帝の象徴」であり、歴代の皇帝達は龍と例えられていました。さらには干支でも龍は「辰年」として姿を見せています。

こうして見てみると龍は様々な場所に現れては異なる姿を見せていることが分かります。ですがそれゆえに龍が何たる存在なのか謎は深まるばかりです。

けれど龍について調べていて想ったのですが、「龍とは水である」と言うことが出来るのかもしれません。そもそも龍は『水の力を司る水神』であり、いにしえの時代では干ばつが発生すると龍に対して雨乞いを行って雨水を求めていたそうです。水との繋がりからうねる川や轟轟と流れ落ちる瀧を龍と表現することもあります。龍が龍神、龍王、気、皇帝の象徴、辰年など様々な姿を見せることが出来るのは、水が注がれるコップという器の形に沿って形状を変えて留まることと似ているからなのかもしれませんね。その場所という器の形で、龍の姿も異なってくるのでしょう。

そして龍が水ゆえに「龍とはこういう存在だ」という考え方も人それぞれ異なってくると想います。龍に対する見解が水のようになって、人それぞれ異なる心という器の形に沿って形状を変化させると考えられるからです。はたして皆さんの心にしてその器はどのような形を成して龍という水を受け止めているのでしょうか。

【龍と暦】
様々な場所で姿を見せる龍は私達の生活を動かす「暦」の中でも息づいているようです。

伝承によると「龍は3月21日頃の春分の日になると天に飛翔し、9月22日頃の秋分の日になると地上に降り立ち、淵に身を隠す」とされています。なぜこの日に龍は昇り降りするのか考えてみたのですが、これはもしかすると「農作物の成長サイクル」が関係しているのかもしれません。3月の春分から秋分あたりまでの間は農作物の種を蒔いて成長させ、実りを刈り取ることが出来る期間と重なっています。日本人と長年関わってきたお米もおよそこの期間に実って収穫することが出来ます。

またもう一つ考えられそうなのが「蛇の活動サイクル」です。これもまた伝承によれば、「龍は蛇が何百年もの年を経ることで龍になる」と言われています。そのため龍の原型とも言えそうである蛇ですが、種類によっては蛇は10月頃になると冬眠するために土の中に潜り、3月の春頃になると地上に姿を現して活動を始めるのだそうです。蛇が冬眠したり活動を開始する時期が春分と秋分の日に近いことを考えてみれば、龍が昇り降りする理由の一つに蛇の活動サイクルも関係していそうです。

そして暦を一年と全体的に見てみたら、龍は春分と秋分の日のみならずより深く暦の中に息づいていることが分かりました。

3月3日、女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」。この行事はそもそも「古い皮を脱ぎ捨てて新しく生まれ変わる蛇の脱皮にちなんだ健康祈願の行事」であったらしく、旧暦で巳(み、へび)の日に行われていたそうです。

桃の節句が過ぎて春分の日に龍が天に昇ると今度は5月5日の「端午の節句」。この日は男の子の成長と立身出世を願う行事ですが、この端午の節句も元は菖蒲の花を用いた健康祈願の行事でした。時代が下るにつれて「菖蒲(しょうぶ)」が武道を重んじる「尚武(しょうぶ)」という言葉と繋がって次第に男の子の行事へと変わっていったそうです。

この時期が近づくと鯉のぼりが掲げられるようになりますが、これは中国の故事…「黄河の中にある、龍門と呼ばれる流れの激しい場所を登り切ることが出来た鯉は龍になる」という言い伝えが由来となっています。この故事にちなんで鯉のぼりが掲げられるようになりました。蛇が龍になることがあれば、鯉が龍になることもあるようですね。

5月5日の険しい龍門と暑い夏を通り過ぎ、9月の秋分の日に龍が地上へ帰還すると今度は冬目前となる「11月」。この月は和名では霜月と呼ばれるのが一般的ですが呼称は他にもいくつか存在しており、中でも11月には「竜潜月」という呼び名もあります。

この呼び名ですが、ここでは龍を「優れた人や英雄」と例えており、竜潜とは「龍のような英雄や優れた人が未だ世の中に現れて活躍することがなく潜むかのように過ごしている」という意味です。龍が9月の秋分の日に地上に降りてくるため、月日の流れでいって11月は龍が潜む月と言われるのは納得がいくのではないでしょうか。

3月の春に蛇が冬眠から目覚め、脱皮して龍に生まれ変わると春分の日に飛び立ち、5月には鯉が自分も龍になりたいと果敢に龍門に挑み、9月の秋分の日に降り立つと、11月は再び飛び立つ春の時を待つように深い眠りにつく…。

一年間における龍の動きを見ていたらそれはまるで春に一匹の蛇が誕生すると龍に進化して天に昇り、秋に地上へ帰還すると淵に潜り眠るというある種の死を迎え、春になると蛇となって再び蘇るという死と再生を脱皮のごとく繰り返しているように見えました。

農作物の成長と収穫の時期は移ろいゆく季節と時によって動かされているため、農耕と暦は密接に関わりあっています。太陽の光と同じく水も農作物の成長に必要不可欠であるため、水の力をもつ龍も暦の中に姿を現すようになったのかもしれません。どうやら龍は「大自然の一部」でもあるようです。

【白龍と七夕】
前述したように天帝に仕えているとされる白龍ですが、白龍が仕えているこの「天帝」という存在。名前を聞いてもあまりピンときませんが、聞けば天帝はあの「七夕伝説」で有名な織姫の父であるらしく、彼女とは親子であるとされています。機織りの仕事をしていた織姫と牛飼いであった彦星。二人は結婚を機にお互いに夢中になって仕事を疎かにしてしまったため怒った天帝が二人の間に天の川を敷いて会えなくしたのですが、織姫があまりにも悲しむため7月7日のみ会うことを許したロマンスは有名でしょう。

天帝の側にいて仕えていた白龍が七夕伝説において姿を現して関与した…というお話は聞いたことがないのですが、白龍について考えていて想ったことがあります。織姫と彦星が出会い、そして一度仲が切れてしまうものの再度縁が結ばれたその裏には、白龍が関わっていたのかもしれません。

龍の性格や特徴は色から見ることができると語ったように、白龍もその白色の力をもつのでしょう。白龍が纏うこの白色は、これから色々な絵や物語が刻まれていく真っ白な1ページのように「初め」や「新しい」といった意味もあります。そして「白紙に戻す」という言葉もあるように白色は「リセットの色」にして「再スタートを切らせる色」でもあります。

かつて川を龍と表現していたことを考えれば、二人の間に入った天の川は白龍だったのでしょうか。二人を出会わせ、運命の赤い糸を一旦切るも離れていくことが無いよう再び縁を結んだのは白龍によるものなのかもしれませんね。白龍は『パートナーシップを結ぶ龍』であるような気がします。

ちなみに7月7日は時期的にまだ梅雨にかかっていたりもします。そのため七夕の日に天の川を見ようと想って夜空を見上げてみたけれど、雨雲がかかっていて見れなかった…という経験はなかったでしょうか?7月7日に天の川が見れない原因ですがこれは「旧暦」が関係しています。旧暦で7月7日にあたる日を七夕としていたため、現在の暦である新暦とズレが生じています。

そのため旧暦の7月7日を新暦に当てはめた場合、年ごとに日にちに差があるのですが2024年の場合は8月10日が旧七夕の日にあたります。この日に夜空を見上げれば、たくさんの星を纏う白龍にして天の川が見られるかもしれません。

また白龍が活躍しているのかもしれない七夕は「お盆」も近いです。男女という相反するものを結ぶのかもしれない白龍は、あの世とこの世という相反する世界も結んでいきそうです。


龍と、日本の伝統工芸の一つである『組紐』に触れていく中で想ったことがあります。

人は川や瀧など、『流れるもの』を龍と表現してきました。そうなれば川のように流れてうねる組紐も龍と呼んで表現することが出来るのではないでしょうか?まさに『龍』は『流』です。龍の本質は『水にして流れ』ということなのかもしれません。ツノやヒゲが生えた顔がなくても、鋭い爪がなくても、そこに『流れや流れる姿』があれば龍と呼べるような気がします。龍が暦の中に姿を現すのも、暦にして時というものが流れていくものだからではないでしょうか。

伝統ものという師から弟子へと継承されるものには『流派』が存在しています。水を注ぐように師から弟子へと技術が伝授され、受け継がれていくことによって流派という川のような流れが形成されていく…。龍と伝統ものは何かしら繋がりがありそうです。組紐に限らず伝統もの、受け継がれていくものすべてに龍の存在を見出すことが出来そうな気がします。

かくいう私は門を叩いたことがない素人なのですが、組紐を組んでいく中で、龍のような流れを起こしている伝統という名の大河を遠目で見ていてそう想いました。『伝統に触れて親しむことは、龍と交流すること』でもあるのかもしれません。

*組紐ブレスレット『白金龍』…
日本の伝統工芸の一つである組紐の技術を用いてブレスレットを作成してみました。一本の紐状になっており、手首に2重に巻き付けてご使用頂く2連タイプのブレスレットです。組紐には様々な組み方があります。この組紐は「鎖つなぎ組」という組み方で組んでいます。

そして組紐には天然石の「シトリン」を組み合わせてみました。

11月の誕生石【シトリン】…8ミリ

石言葉…商売繁盛、富、幸福、成功、社交性

シトリンは竜潜月である11月の誕生石であり、ビタミンカラーの黄色を纏った天然石です。このシトリンという名前はシトロンという柑橘類の果実から来ています。シトリンのその色合いは稲穂が実りを迎えて黄金色に輝く秋の頃の風景であり、また日が沈む頃の黄昏時のような雰囲気があります。

天然石にはよく不思議な力があると語られます。その天然石にまつわる力ですがその由来を探ってみると龍の特徴が色から来ているように、天然石も自身が身に纏う色がもたらす色彩効果や心理が反映されていることがあります。よってこのシトリンにまつわる力も黄色に注目してみるとよさそうです。

日本では太陽の色…というと赤色のイメージが強いのですが、諸外国では黄色が太陽の色とされています。そして黄色はその太陽から放たれる光の色でもあることから「喜びや希望、幸福、賑やか」という意味をもちます。そして黄色は黄金と色が似ていることと、穀物を育んで実りをもたらす土の色でもあることから「実りや豊かさ」を意味する色です。シトリンは富や繁栄をもたらす石として有名で、豊かさを求めて手にする人が多い石です。この石が豊かさをもたらすと信じられている理由はこの黄色にあるのでしょう。

シトリンと縁のある11月は世界的にみてみると、収穫への感謝と故人を想う行事が同じタイミングで行われるようです。11月に入る前の10月31日には「ハロウィン」が行われますが、この行事はケルト人の文化であったサウィン祭という行事が起源と考えられています。ケルトでは10月31日が大晦日にあたり、11月1日を新年としていたそうです。10月31日はあの世とこの世を隔てる扉が開かれて故人の霊が地上に訪れると考えられ、また同時に収穫を感謝する祭りが行われていました。日本でも11月は収穫を感謝する「新嘗祭」が行われます。

メキシコでは11月に「死者の日」という故人を偲ぶ行事が行われます。死者の日…と一見恐ろしさを感じさせる名前ですが、その恐ろしさとは真逆でこの行事は亡くなった人と共に笑顔になって喜びを分かちあおうとするお祭りです。

収穫を祝う行事と故人を想う行事が同じ頃に行われるのは、実りという生命が刈り取られ地上から姿を消す様子が生から死への移行のように人々は感じ取ったのでしょうか。そしてそれゆえに、あの世とこの世の扉が開かれるのだと考えたのかもしれません。収穫を感謝する行事と故人を偲ぶ時期が重なっているのは、見えない世界との交流が地上に豊かさを生み出す…ということなのだからかもしれませんね。

相反するものを結ぶ白龍のように、シトリンも「見えない世界(未知の世界)」という自分がまだ関わったことのない異業種の人々とのご縁を結び繋げていきそうです。そのため、シトリンは商売繁盛、富、繁栄、幸福、成功、社交性という石言葉をもつのでしょう。シトリンは異業種間交流のようにパートナーシップを結んで豊かさの縁を結び、共に喜びを分かち合い笑顔でいられるような賑やかな時をもたらしていきそうです。

▷サイズ…シトリンからカニカンまで含めておよそ38センチ+アジャスターで約4センチ延長可能
組紐の太さ…やや細め
組紐の素材…レーヨンとポリエステルの糸を使用

▷ご注文前に必ずサイズとお取引ガイド https://soushingu333.handcrafted.jp/items/26216360 の確認をよろしくお願いいたします。

▷写真の撮り方に気を付けていますが、お使いの機種や端末・PCによっては色味に若干の差が出る場合がございます。

▷キャップの部分はボンドでしっかりと固定しておりますが、強く引っ張ると取れてしまう可能性がありますのでご注意ください。また使用した糸の性質上、組紐が少々伸びる場合がございます。

▷組紐は永くご愛用いただくにつれて経年劣化したり色落ちが見られる場合がございます。

▷金具はご用意できる限りサージカルステンレスのものを使用していますが、一部の金具は非サージカルステンレスのものを使用しています。そのためお肌が弱い方はご使用をお控え頂くか、自己責任でよろしくお願いいたします。またサージカルステンレスは必ずしも変色や錆びが発生しないわけではございません。永年ご愛用するにつれて変色や錆びが発生する場合がございます。ご了承くださいませ。

▷返品・交換とサイズ変更不可となります。

▷龍や天然石にまつわる力をご紹介しておりますが、身につけて楽しむ程度でお持ち下さい。


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