1/8

善女龍王*ドラゴン&アメジスト 龍の組紐ブレスレット

¥9,800 税込

残り1点

この商品は送料無料です。

・安全なお取引のために必ずご注文前に、ショップ内に設けております【取引ガイド】の確認をよろしくお願いいたします。

・お問い合わせをされる際は、その前にショップ内に設けております【お問い合わせ前にご確認下さい】のページの確認をよろしくお願いいたします。
(確認前にお問い合わせをされた方もご一読下さいませ )

*ー*ー*

弘法大師・空海とご縁のある龍神『善女龍王』をイメージした、龍のブレスレットです。


皆さんは「龍」と聞くとどのような印象を想い浮かべますか?縁起物や和柄、入れ墨のデザイン、漫画やゲームのキャラクターなど想い浮かべる印象は人それぞれ異なるでしょう。また龍はよく見てみると「色」も様々です。青龍、赤龍、金龍、白龍、黒龍など、カラフルに存在している事がわかります。

龍が色を身に纏っているのは何かしら意味があるようです。例えば黒龍の場合その暗闇のような黒色が示すのか、黒龍は光が苦手で普段は太陽の光が届くことのない暗い海底に身を潜ませており、月の光さえ指すことのない新月の夜になると海上に姿を現すそうです。

対して反対色である白色は神聖さを想い起こすことからか、この色を纏う白龍は天帝という至高神に仕える聖なる龍と伝えられています。龍にまつわる話を聞いてみるとどうやら龍にはそれぞれ性格や特徴があるようで、それも自身が身に纏う色がもつイメージが反映されているようです。

龍が纏っている色ですが、色には心身に及ぼす力があると言われています。火の色である赤色は体温を上昇させて精神的にも活気が上がるというデータがあり、水の色でもある青色は肉体の緊張を解いてリラックスさせる効果があることが分かっています。またその時に選んだ色によって現在の心理状態が分かることもあります。赤を選んだ時は活気で溢れている時であったり、青を選んだ時は冷静で気持ちが落ち着いている状態でもあるそうです。

龍にとって自身が身に纏う色というのは、人間に置き換えれば衣服のような一面があるのでしょうか。人の心理状態が着る服の色で表されるように、龍の心の状態や性格も体の色で表現されているのかもしれませんね。

そんな、色とりどりな龍ですが「そもそも龍とは一体何なのか」。疑問に想ったので調べてみたのですが、龍は神社では「龍神」として祀られていることもあれば、仏教では「八大龍王」と呼ばれる仏法を守護する8人の龍王が存在しており、風水では大地に流れる「気」を龍と呼んでいます。中国では龍はかつて「皇帝の象徴」とされ、歴代の皇帝は龍と例えられていました。さらには干支でも龍は「辰年」としても姿を見せています。

こうして見てみると龍は様々な場所に現れては異なる姿を見せていることが分かります。ですがそれゆえに龍が何たる存在なのか謎は深まるばかりです。

けれど龍について調べていて想ったのですが、「龍とは水である」と答えることが出来るのかもしれません。龍はそもそも『水の力を司る水神』とされていて、いにしえの時代では干ばつが発生すると人々は龍に雨乞いを行って雨水を求めていたそうです。かつて日本に密教を広めた弘法大師・空海が干ばつの際に龍神に雨を求めて雨乞いを行ったところ、雨がもたらされたという逸話が残されています。

龍と水との関係から龍のようにうねる川や轟轟と流れ落ちる瀧を龍と表現する様子も見られます。龍が龍神、龍王、気、皇帝の象徴、辰年など異なる姿を見ることが出来るのは、水がコップという器の形に沿って形状を変えることと似ているからなのかもしれません。その場所という器の形によって龍の姿も異なってくるのでしょう。龍は水ゆえに変幻自在であるようです。

そして龍が水ゆえに「龍とはこういう存在だ」という考え方も人それぞれ異なってくるのではないかと想います。水が注がれる器の形に沿って形状を変えるように、龍に対する見解も人それぞれ異なる心という器の形に沿って変化するかもしれないと考えられるからです。果たして皆さんの心にしてその器はどのような形を成して龍という水を受け止めているのでしょうか。

現代では龍に雨を求めて雨乞いを行うことは無くなりましたが、よく考えてみれば人は何かしら叶えたい願望や目標があると龍神さんが祀られている神社へ参拝して願をかけたり、運気を良くしようと風水を試して龍という気を家屋に招き入れようともしています。

時代が変わっても人が龍を見つめることは変わらないようです。雨が降って欲しいという形なき願いが雨という形となってこの世に現れたように、胸の内に秘めて未だ形を伴うことのない願いが、雨が降るかの如く形となって目の前に現れて現実のものとなってほしいと…。

龍に望みを託すことは現代的な雨乞いなのかもしれません。


様々な場所で姿を見せる龍は私達の生活を動かす「暦」の中でも息づいているようです。

伝承によると「龍は3月21日頃の春分の日になると天に飛翔し、9月22日頃の秋分の日になると地上に降り立ち、淵に身を隠す」と言われています。なぜこの日に龍は昇り降りするのか考えてみたのですが、これはもしかすると「農作物の成長サイクル」が関係しているのかもしれません。3月の春分から9月の秋分あたりまでの間は農作物の種を蒔いて成長させ、収穫できる時期と重なっています。

またもう一つ考えられそうなのが「蛇の活動サイクル」です。これもまた伝承によれば「龍は蛇が何百年もの年を経ることで龍になる」と言われています。そのため龍の原型とも言えそうである蛇ですが、種類によっては蛇は10月頃になると冬眠するために土の中に潜り、3月頃になると地上に姿を現して活動を始めるのだそうです。蛇が冬眠したり活動を開始する時期が春分と秋分の日に近いことを考えてみれば、龍が昇り降りする理由の一つに蛇の活動サイクルも関係しているのかもしれません。

農作物の成長と収穫の時期は移ろいゆく季節と時によって動かされるため、農耕と暦は密接に関わり合っています。太陽の光と同じく水も食物の成長に必要不可欠であるため、水の力をもつ龍も暦の中に姿を現すようになったのかもしれませんね。どうやら龍は「大自然の一部」でもあるようです。

【善女龍王】
かつて空海が龍神に雨乞いを行ったお話ですが、この時雨乞いの対象となったのが『善女龍王』という龍神さんです。

善女龍王とは、八大龍王のうちの一尊である娑伽羅(サガラ、シャカラツ)龍王の娘で、まだ8才の幼い童女と伝えられています。「善女龍王」、または女の部分が如になった「善如龍王」とも表記されます。

空海が善女龍王に雨を求めるに至った経緯ですが、それは遡ること平安時代の頃。干ばつが発生したため空海ともう一人、守敏という僧侶に雨乞いが命じられました。さっそく空海が雨乞いを行いましたが雨が降らず不発に終わります。雨が降らなかった原因を探ってみたら、それは空海が雨乞いを成功させて名声を得ることを妬んだ守敏が国中の龍神さんを瓶の中に閉じ込めて封印していたからなのでした。

しかしこの時、善女龍王は菩薩の地位にいたため守敏に捕らえられることがなく自由にいることが分かったため、空海は彼女に雨乞いを行うことにしました。善女龍王はインドにあると考えられていた無熱池(むねっち)という池に住んでいたらしく、京都にある神泉苑に呼び寄せて7日間ほど雨乞いが行われました。すると善女龍王は空海の祈りに応え、国中に3日3晩の間雨をもたらして国土を潤したと言われています。

時代が下って江戸時代でも干ばつが発生した時、雨を求めて高野山に善女龍王を祀るとたちまち雨が降ったそうです。話からして善女龍王は人々の心によく応えて雨を降らせる、霊験に満ちた龍神さんであることが伺えます。

空海直筆のものとされる遺言書によると神泉苑での祈祷の際、雨が降る直前に善女龍王が姿を見せたそうなのですが、この時『長さ8寸(およそ24センチ)ほどの金色の蛇』で現れたそうです。神泉苑で行われた雨乞いを伝える古事談という文献では『長さ8寸ほどの紫金の龍』だったという話が残されています。インドの無熱池から日本に訪れた彼女は現在、かつて雨乞いが行われた神泉苑に鎮座しています。聞くところによれば彼女が住む池の水は日照りの時でも涸れることが無いのだそうです。


この善女龍王についてですが、彼女ががどんな龍神さんなのか詳細が書かれている経典は存在しないそうです。彼女の存在は空海の雨乞いのお話から知られるようになりました。詳細が書かれている経典が存在しないため善女龍王について詳しいことは不明なのですが、調べていて個人的に想ったことがあります。

龍神さんが地上にもたらす「水」についてですが、中国の有名な哲学者である老子が説いたものの中で『上善如水(上善水の如し)』という水に関する故事があります。これは『本当に素晴らしい生き方、最高の善は水のようなものである。水はありとあらゆる万物に利益を与えながら自らを主張することはなく、他と争わない。器に従って形を変え、人が嫌がる低い場所にも自ら身を置く』という内容で、水を理想の生き方と説いたものです。

上善如水という言葉は理想の生き方を説いたものなのですが、この内容はなんとなく善女龍王も表したような内容だと想いました。水の力で万物を潤して利益をもたらしつつも自身の存在を強く主張することはなく、守敏に捕まらず争わない姿、人々の心という器にある願望に応え、菩薩という高い地位にいつつも下の地上にまで水を降らせる…。

善女龍王はまさに水のように生きているのかもしれませんね。彼女の慈愛と霊験はまるでこんこんと湧き続ける泉のようで、涸れることが無さそうです。


その善女龍王をイメージした龍のブレスレットを作成してみました。

日本の伝統工芸の一つである『組紐』を用いて龍を再現。組紐の先端に龍の頭の形をした金具を取り付けており、全体で1体の龍になるよう仕上げました。1本の紐状になっており、手首に2重に巻き付けてご使用頂く2連タイプのブレスレットです。

龍の配色についてですが、伝承によれば金色の蛇あるいは紫金の龍だったとされる話を元に紫と金色で組み合わせてみました。紫金とは本来は紫色を帯びた金色を指すのですが、紫をベースにところどころ金色で輝く姿にしてみました。額には仏像にも見られる白毫をイメージして金の粒をデコレーションしています。そして龍には天然石の「アメジスト」を組み合わせてみました。

【アメジスト】…8ミリ
石言葉…恋愛成就、高貴、誠実、冷静、知性、心の平和、浄化

アメジストのキーワード…
「水のように生きる」

アメジストは紫色を纏っている姿が印象的な天然石。この石の原型は水晶で、紫色に変化したものをアメジストと呼びます。この石はバレンタインのある2月の誕生石です。

アメジストは男女の愛を意識するバレンタインのある2月の誕生石であるためなのか、もしくはアメジストに男女の愛を結びつける力があったことから2月の誕生石になったのか。真相は謎ですが、アメジストは人と人を結びつける愛の守護石とされています。またアメジストは精神性を高め、風水においてはアメジストを室内に置くと気の流れを良くすると語り継がれています。

このように天然石には何かしらの力を持っていると噂されますが、その力の所以を紐解いてみるとそれは龍の性格が自身が身に纏う色から反映されているように、天然石も自身が身に纏う色がもたらす色彩効果や色の意味、また用いられてきた経緯が関係している様子が見られることがあります。

アメジストが纏うその紫色は「高貴、高級」というイメージがあります。その昔、紫色の染料の数には限りがあり希少であったため紫色は位が高い者のみが使用できた色でした。位が高い=高貴な身分の人が使用していたことから紫色に高貴な印象がつくようになったそうです。日本でも染料となる草の飼育が難しく手間もかかっていたので古くから高貴な色となりました。飛鳥時代では階級によって着用できる服の色に順位があり、紫色が最高位の色とされていました。

紫色は空海が生きていた平安時代の頃の人々に最も愛された色という説があります。紫草で染めた紫は揮発性があるため他に色が移る(伝わる)様子や、草の根が地中で絡むなどの説から紫色は人との繋がりや繋がりから情けをかけること、そして恋愛に結びつくようになり、その艶めかしい様子も好まれていきました。

紫は赤と青の混色ですが、紫色がもつ艶めかしさや赤でも青でもない不思議な印象からか、紫色には「神秘的、ミステリアス」といった印象もあります。

こういった紫色がもつ歴史がアメジストにも映し出されていそうです。紫色は各信仰においても重要視された色でした。それゆえなのか、この色をもつアメジストはユダヤ教やキリスト教において司祭が身につけていたこともあったそうです。仏教においてもアメジストは数珠に用いられている様子を見かけることができます。

アメジストが精神性を高めるとされた理由は紫色がもつ高貴さから来ているのかもしれません。高貴な精神性を求めようとするのでしょう。かつて紫色が最高位とされていたことを考えてみてみれば、善女龍王がもし紫色の龍神さんだった場合、彼女は高位の龍神さんなのかもしれませんね。

人と人を結びつける愛の守護石とされたアメジストがもつ愛は男女の恋愛を超えて、干ばつの際にありとあらゆる人、植物、大地と、万物に降り注がれた慈しみの雨のような「慈愛」といったような気がします。

アメジストという石は上善如水を表したような石にして、善女龍王の位の高さと菩薩的な慈愛を表したような石でもあるようです。上善如水の利益を与えつつ主張しない、争わない姿勢はアメジストの石言葉に含まれる「誠実、冷静、知性、心の平和」と重なります。風水ではアメジストは気の流れを良くするとされているのも、これは上善如水のように気が抵抗することなくスムーズに家屋の中を巡るようになるからなのかもしれません。そして上善如水を表したようなアメジストは人生においても、最高の善を意識した生き方を啓示してくるでしょう。

▷サイズ…咥えているアメジストからカニカンまで含めておよそ40センチ+アジャスターで約4センチ延長可能

▷素材…組紐:レーヨン、ポリエステル 
龍頭:コーティングとして表面にレジンを使用しています。

▷ご注文前に必ずサイズとお取引ガイド https://soushingu333.handcrafted.jp/items/26216360 の確認をよろしくお願いいたします。

▷写真の撮り方に気を付けていますが、お使いの機種や端末・PCによっては色味に若干の差が出る場合がございます。

▷ハンドメイドです。龍頭や目、キャップの部分はボンドでしっかりと固定しておりますが、強く引っ張ったり爪や鋭利なもので引っ掛けてしまうと取れてしまう可能性がありますのでご注意ください。また組紐の部分も鋭利なものが引っかかると糸がほつれたり永くご愛用いただくにつれて経年劣化する場合がございます。

▷龍頭部分にレジンを使用しております。経年劣化したり、強く擦ると塗装が取れてしまう場合がございますのでご注意下さいませ。またレジンでお肌が被れやすい方や金属アレルギーをお持ちの方が身に付ける際は自己判断でお願いいたします。

▷金具はできる限り、変色しにくいサージカルステンレスのものを使用していますが、一部の金具は非サージカルステンレスとなっております。また金具部分はご使用いただくにつれて変色が見られる場合がございます。恐れ入りますがご了承くださいませ。

▷天然石や龍にまつわる話、効果などをご紹介しておりますが、あくまで楽しむ程度でお持ち下さいませ。

▷使用したアメジストは石の性質上、一部変色している部分がございます。(ほんのわずかですが黄色に変色している部分があります。)恐れ入りますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

▷返品・交換とサイズ変更不可となります。

▷当ショップはいかなる宗教団体にも所属しておらず無関係です。

龍 竜 龍神 竜神 龍王 竜王 龍アクセサリー ドラゴン 龍ブレスレット 竜ブレスレット ドラゴンブレスレット 龍モチーフ 竜モチーフ ドラゴンモチーフ 善女龍王 善如龍王 軍荼利明王 龍女成仏 大泉門 百会 組紐 組紐アクセサリー 組紐ブレスレット ミサンガ 和風アクセサリー 天然石 パワーストーン 辰年 シャーマン シャーマニズム カバラ 密教 清瀧権現 上善如水 紫磨黄金 パープルゴールド 襲の色目

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (10)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥9,800 税込

送料無料

最近チェックした商品
    その他の商品